相模原市・町田市 不妊治療専門クリニック神奈川 不妊治療 体外受精 PFC-FD療法 着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)

卵子凍結とは

社会的卵子凍結に関して

いつか子供が欲しいに
こたえるために・・・

そんな時に思い浮かぶのが卵子凍結。
女性の未来を豊かにする選択肢のひとつです。

今すぐの妊娠を望んでいないが、
いつか子どもが欲しい

  • 将来子供は欲しいが、今は仕事が楽しく、キャリアアップを優先したい

  • 今は結婚や妊娠の予定はないが、将来はやはり子どもがほしい

  • 理想のパートナーにまだ出会えていないが、将来の妊娠の可能性を残しておきたい

現時点で結婚や妊娠の予定がない場合、
将来の妊娠出産に備えて卵子を凍結保存しておくことにより、将来の妊娠の可能性を広げることができます。
40歳を超えて子どもが欲しいと思った時、若い頃の凍結卵子があったら・・・

そんな将来の自分のためにできること・・・卵子凍結保存!やるなら一番若い今です!

卵子凍結には、大きく分けて「医学的適応」と「社会的適応」の2つがあります。

医学的適応

医学的適応は、がんなどの治療により卵巣機能が低下する可能性がある場合に、治療を始める前に卵子を凍結しておくことです。治療後に妊娠の可能性を残すことが目的です。

社会的適応

社会的適応は、キャリア形成やパートナーとの関係、ライフプランなどを踏まえ、現時点では妊娠を希望していないものの、将来的な妊娠の可能性を確保したい場合に行われます。

  1. 卵子を凍結
  2. 融解・体外受精
  3. 子宮内へ

凍結した卵子は、将来妊娠を希望するタイミングで融解し、体外受精によって受精させた後、子宮内に戻して妊娠を試みます。

MERIT卵子を凍結保存するメリット

卵子の凍結保存とは、若いうちに質の良い卵子を凍結保存しておくことです。
卵子は年齢と同じように老化し、質も低下します。しかし、出産を希望されている女性全員が、若いうちに出産できるわけではありません。将来の妊娠出産に備えて卵子を体外にて凍結保存しておくことにより、将来の妊娠に備えるということです。妊娠のためには、できる限り早く妊娠プランを立てることをおすすめいたします。

RULES卵子凍結保存についてのルール

このルールは、当クリニック独自のものです。当クリニックで卵子凍結を実施される方には必ず守っていただきます。
ただし、日本産婦人科学会および厚生労働省の指示に従い、予告なしに変更される場合があります。

  1. 01

    採卵する年齢は、原則満40歳の誕生日までとなりますが、40歳以上の場合も担当医に相談していただくことは可能です。また、未成年の方は、ご親族の同意が必要となります。※神奈川の助成金を受けたい方は予め神奈川県のHPで対象年齢や要件をご確認ください。

  2. 02

    学会の推奨では、凍結卵子の保管(ご使用)は満45歳の誕生日までとされています。それ以上の延長保存については、妊娠年齢の安全性を考慮し50歳まで相談していただくことが可能です。

  3. 03

    採卵前に健康状態をチェックさせていただきます。
    問診の結果、健康状態が採卵に望ましくないと判断した場合、採卵をお断りすることがあります。
    具体的には、

    • BMIが30以上
    • 卵巣の位置が悪く採卵が危険な場合(子宮筋腫合併または卵巣嚢腫合併など)
    • 感染症がある場合
    • 重度の肝臓、腎臓機能障害 など
  4. 04

    凍結した卵の保存は、採卵日より1年単位での契約となります。延長の際には延長申込書および費用が必要です。(当初から5年保存パックで卵子凍結保存を行っている方は、5年の保存期間満了後から、同様に1年単位の延長契約となります)
    1年を過ぎても更新手続き(同意書、費用が必要です)がない場合、「延長希望なし」と判断し、破棄とさせていただきます。
    *当院から延長期限についてのお知らせなどは行っておりません。

  5. 05

    将来、凍結卵子を融解して使用する場合は精子をお預かりし、体外受精(顕微授精)での使用となります。その際には、精子提供者の体外受精実施への同意(同意書への署名)が必須となります。また精子提供者は原則として、婚姻関係または事実婚の関係に限ります。本邦におきましては、重婚者には体外受精は実施できません。

  6. 06

    凍結卵子をクリニック外へ持出すことは原則できません。

  7. 07

    凍結された卵子の保管にはセキュリティー等、最大限のケアをしています。
    ただし、天災や火災、盗難等の不慮の事故による卵子の破損や損失の可能性があることをご了承ください。その際、当クリニックでは、一切の責任を負うことができません。また、一切の補償も認めておりません。

DATA卵子凍結による将来の妊娠率

採取された卵子のうち、凍結保存することが可能な卵子は成熟卵子のみですまた、成熟卵子でも採卵時の年齢により、受精率、妊娠率に差があります。

● 凍結卵子融解後の卵子生存の確率

(凍結卵子融解後の卵子生存の確率については複数のデータがあります。)

将来、融解後の卵子生存の確率

90~95%

融解後の卵子に、精子を注入した場合の受精率(ICSI)

80~85%

● 凍結卵子を融解し、顕微授精を行った良好な質の胚盤胞1個当りの妊娠率

(年齢は卵子を凍結した時点での年齢です。)

  • 30歳以下50%程度
  • 31~34歳45%程度
  • 35~37歳40%程度
  • 38~39歳35%程度
  • 40~41歳25%程度

よって、卵子の生存率とその後の着床率をふまえ、10個以上の卵子を凍結保存しておくことが望ましいということになります(宗教的理由から卵子凍結保存を世界に先駆けて行ってきたイタリアのデータでは15個以上の凍結保存が望ましいともいわれています)。

35歳の女性が、5個の卵子を保存した場合の妊娠率予測

  1. 融解後生存率が90%5×90%=4.5個生存
  2. 受精率(顕微授精)が80%として4.5×80%=3.6個が受精
  3. このうち良好胚である確率を40%とした場合3.6×40%=1.44個が良好胚と予測
  4. 良好胚1.44個で着床率が40%(35歳)の場合1.44×40%=57.6%

35歳・5個保存約58%

35歳で5個の卵子を保存すると、妊娠率は約58%期待できますが、これは受精卵の質が良好だった場合の予測値となります。妊娠成立後流産する可能性も20%程度あるため、生産率はこれよりも低くなります。

40歳の女性が、5個の卵子を保存した場合の妊娠率予測

  1. 融解後生存率が90%5×90%=4.5個生存
  2. 受精率(顕微授精)が80%として4.5×80%=3.6個が受精
  3. このうち良好胚である確率を25%とした場合3.6×25%=0.9個が良好胚と予測
  4. 良好胚0.72個で着床率が20%(40歳)の場合0.9×20%=18%

40歳・5個保存約18%

40歳で5個の卵子を保存すると、妊娠率は約18%(流産含む)期待できますが、これは受精卵の質が良好だった場合の予測値となります。

どちらの例も、参考程度にお考えください。

STIMULATION排卵誘発について

排卵とは本来、月に1個ずつです。そのため、1度に複数個の卵子を採取し凍結するには排卵誘発剤の使用が必要となります。排卵誘発剤の効果には個人差が大きいこと、またホルモン値などを考慮し、最大の効果で最小限の副作用におさえられるよう提案しています。

排卵誘発法を決定する要素

排卵誘発を決定する要素は、以下の3点です。

  • 年齢

  • 卵巣機能を予知するホルモン値(AMH、FSHなど)

  • 超音波所見(卵巣嚢腫の有無、antral follicle=胞状卵胞数)

排卵誘発法

生理がはじまった後、注射を4~6回程度と内服薬の服用をはじめます。
これにより採卵数の目安が10~15個になると予測していますが、個数には個人差があります。また、採卵した卵子の中には未成熟卵子や変性卵子が含まれるため、すべてを凍結保存できるわけではありません。1度の採卵で希望個数の卵子を保存できなかった場合は、2~3ヶ月の間隔をあけて再度行うことが可能です。また完全に自然排卵で行うことも可能ですが、採卵個数は1個となるため、複数個を保存するために、複数回にわたり採卵する必要があります。

スケジュール

  1. STEP 1

    生理がはじまったら4日以内に予約をしてください。(WEB予約ができない場合はお電話を)

  2. STEP 2

    生理2~4日目に来院し、ホルモン検査および超音波検査を行います。

  3. STEP 3

    結果を踏まえて誘発剤の種類、量などを決定します。(持ち帰り自己注射可能)

  4. STEP 4

    予想される排卵日の数日前に来院(周期が順調な方は生理10日目頃に来院)し、ホルモン検査のための採血(結果が出るまで約1時間)と超音波検査を実施し、検査結果をふまえて、医師と採卵日を決定します。採卵日の目安は生理14~17日目です。(採卵までの来院が複数回になる場合もございます。)

EGG RETRIEVAL採卵について

採卵方法

当クリニックでは、卵子の獲得率が高く、また危険性の低い腟式採卵という方法を採用しています。これは、通常の診察で使用している経腟超音波(エコー)で確認しながら腟から卵巣に穿刺し、卵子を採取する方法です。注射をするような鈍痛がありますが、専用の非常に細い針で行います.

通常は、局所麻酔もしくは静脈麻酔下にて行います(麻酔に関しては別途費用必要)。採卵にかかる時間は15分程度です。なお、採卵を担当する医師を指定することは原則できません。

静脈麻酔

採取する卵子が多い場合、採卵する卵子が少数であっても卵巣の位置が悪く強い痛みが予想される場合、または患者さまの希望(痛みに弱い方、過度の緊張など)により、静脈麻酔を用いることができます。静脈麻酔を希望される場合は、別途麻酔費用が必要です。

静脈麻酔を使用する場合の約束事

  • 医師の指定はできません。
  • 前日23時以降は、飲食できません。(当日の朝も同様です。)
  • 採卵後は終日、車の運転はできません。
  • 帰宅はお昼ごろになります。(午後はご自宅で静かにお休みください。)
  • 安全上、当日はお化粧、人工爪、マニキュアなどは落として来院ください。

スケジュール

  1. ①

    採卵は通常、朝8:00~10:30に行います。

  2. ②

    採卵します。
    採取にかかる時間は個数により異なりますが、10個程度であれば15分程度です 。

  3. ③

    静脈麻酔を使用した場合は、回復室で1~2時間程度お休みいただきます。
    帰宅時間はお昼前後となり、帰宅後は自宅で静かにお過ごしください。局部麻酔もしくは麻酔を使用せず採卵した場合は、20~30分程度お休みいただきます。その後お仕事に行くことも可能です。

必要なもの

  • 神奈川県の指定した同意書
  • 費用(治療開始時までに全額現金にてお支払いください)

EGGS採卵時の卵子について

卵子の状態は、基本的に年齢によって左右されますが、超音波やホルモン値で知ることはできません。採卵をすることにより初めて卵子の状態を知ることができるのです。

  • ○

    成熟卵子

    凍結保存が可能です。35歳未満の方は、採卵した卵子の約90%は成熟卵子と予想されます。

  • ×

    未成熟卵子

    凍結保存できません。採卵した卵子の10~15%程度が未成熟卵子です。

  • ×

    変性卵子

    凍結保存できません。通常、変性卵子の割合は採卵した卵子の5%以下ですが、38歳を超えると3個に1つが変性卵子となります。

STORAGE卵子の凍結保存方法

卵子の凍結保存には専用の容器を用います。1本の容器に、最大3個の卵子が収容可能です。採卵数が3個までの場合は容器1本、4~6個では2本の容器が必要となります。凍結保存には、容器1本単位で費用が発生いたしますが、初年度は同一周期に採取された4本目以降は無料(2年目からは3本目以降が無料)となります。
保存期間は、採卵日より1年単位での契約となります。延長の際には延長申込書および費用が必要です。更新予定日を過ぎても更新手続き(同意書、費用)がされない場合は、「延長の意思なし」と判断し破棄させていただきます。神奈川県の助成金を受けている方は、採卵後10年間は、1年ごとの更新時に卵巣年齢ホルモン(AMH)検査および超音波検査を受けることが必須となります。ご注意ください。上記検査を受けない場合は、受けた助成金全額の返金義務が発生します。

*当院から延長期限についてのお知らせなどは行っておりません。

USE凍結卵子を使用する場合

  1. 1度凍結された卵子を使用する場合は、必ず体外受精(ICSI)での使用となります。体外受精を希望される数ヶ月前に来院いただき相談ください。
  2. 体外受精を行なう(凍結卵子を使用する)際には精子が必要となり、その精子の提供者は基本的には婚姻関係、または内縁の関係であることが条件となっています。しかし、時代の流れとともに様々な規制緩和が予想されます。私たちは、厚生労働省および日本医師会、日本産婦人科学会等の指針に基づき、その時代に即した条件で使用いたします。
  3. 凍結卵子を将来融解した場合の卵子生存率は、前項の「卵子凍結による将来の妊娠率」を参照ください。
    すべての卵子が変性し、受精に用いることが出来ないことも稀におこります。そのような場合でも、費用は一切返金されません。ご理解ください。
  4. 融解し、体外受精にて複数個の受精卵が得られた場合、その受精卵を再度凍結保存することは技術的には可能です。しかし、②に記載した通り、当クリニックでは各種省庁や学会の指針に従って使用いたします。
  5. 未受精卵を将来使用する場合、神奈川県では助成制度の対象となり、条件(保険適用と同じ条件です)を満たしていれば、助成金を受け取ることができます。 詳しくは神奈川県HPをご確認ください。

SIDE EFFECTS副作用について

排卵誘発剤による副作用

卵巣過剰刺激症候群(腹痛、腹部膨満感)があげられます。
当クリニックでは、過度な誘発は行いませんが、誘発効果が予想以上である場合、卵巣が腫れることが考えられます。その場合は、数日間の自宅安静が必要です。また、入院を要するような重度の副作用が発生する場合もありますが、副作用全体の1%以下となります。

採卵による副作用

痛み、出血などが主な副作用となります。採卵は安全な手技です。基本的には何も心配する必要はありません。ご安心ください。ですが、ごく稀に経腟超音波ガイド下にて卵巣に穿刺するため、腸や膀胱等に臓器損傷を起こす可能性が報告されています。また卵巣表面からの出血、卵巣内の感染が起こる可能性があります。このような場合には数日間の安静入院が必要となる場合があります。しかし、その可能性は全体の0.3%程度とお考えください。

卵子凍結の費用について

卵子凍結のご相談・ご予約

042-701-3855初診Web予約はこちら

[Instagram・YouTubeへのリンク:URL受領後に追加予定]